インプラントをするにあたって、大事なことは「診断」です。
高松市でも、過去にインプラント治療を行ったのにうまくいかず、当院に相談にいらっしゃる方が最近増えております。
その多くは診断が誤っていることが多いのです。
インプラント治療は家を建てることに例えることができます。
家を建てるからと言って、いきなり柱を打ち込む人はいませんよね?
家をたてるときは
①まずはどのような家を建てるかを決めます
②その上で、その土地が十分に上部であることを確認します
③構造計算して長持ちできる構造を計画します
④家主と細部の打ち合わせを行います
⑤工事道具を発注します
⑥家を建築します
⑦完成後、トラブルがないか管理します
ざっとこんな流れかと思います。
この流れをインプラント治療に当てはめると
①まずはどのような家を建てるかを決めます
→治療に際し、最終的に入る歯の位置、歯の形、本数などを予測し、模型を作ります
②その上で、その土地が十分に上部であることを確認します
→①の模型から逆算してインプラントを入れる部位の骨の量や幅を計測します
③構造計算して長持ちできる構造を計画します
→②で入れるインプラントのサイズから上部の構造体を決定します
④家主と細部の打ち合わせを行います
→③で計画したことを患者様にお伝えして、そこから細部の打ち合わせをします
⑤工事道具を発注します
→治療に使用するオーダーメイドの器具を発注します
⑥家を建築します
→実際に手術を行います
⑦完成後、トラブルがないか管理します
→定期的なメインテナンスを行います
このように家を建てるイメージと治療は重なることが多いのです
次回は細かく解説していきますね